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サッカー韓国代表・孫準浩、6カ月間拘禁…中国、クリンスマン監督の訴えにも「法に基づく処理」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

サッカー韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督

21日にワールドカップ(W杯)アジア2次予選の韓国-中国戦が終わった後、6カ月以上も中国当局に拘禁されている韓国代表選手・孫準浩(ソン・ジュンホ、山東泰山)について中国側は「法に基づいて厳格に事件を処理している」と明らかにした。孫準浩の釈放に関してまだ確定したものはないとみられる。



中国外務省の毛寧報道官は23日の定例記者会見で、サッカー韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督が孫準浩に言及したことに関連し、「当事者(孫準浩)は非国家工作人員(公務員)受賂罪で法に基づいて逮捕された。事件の具体的な進展(状況)は中国の主管部門で確認すればよい」と述べた。また「中国は法治国家」とし「法に基づき厳格に事件を処理していて、同じく法に基づいて当事者の各種合法的な権益を保障している」と話した。


北中米W杯2次予選の中国戦で勝利した韓国代表のクリンスマン監督は22日午後、仁川(インチョン)国際空港に到着した後、インタビューで「孫準浩に関する朗報がクリスマスプレゼントのように贈られることを希望する」と明らかにした。特に「まだ正確な容疑が明らかになっていない」とし「したがって中国政府が動いて孫準浩が一日も早く家族のもとに戻ることを望む」と述べた。

中国プロチーム所属の孫準浩は5月、中国上海虹橋空港から帰国しようとしたところ連行された。その後、刑事拘留され、遼寧省朝陽公安局の取り調べを受けた。刑事拘留は公安当局の決定・管理の下「臨時拘束」を意味する。中国公安は6月、孫準浩の刑事拘留期限が満了すると、すぐに拘束(逮捕)捜査に切り替えた。

中国政府が「捜査中の事案」として具体的な孫準浩の状況を韓国政府と共有しない中、韓国外交当局は「孫準浩に対する人権侵害の有無や健康状態はチェックしている」と明らかにした。

鄭在浩(チョン・ジェホ)駐中大使は先月の国政監査で「機会があるたびに、中国側の高官に会うたびに、韓中友好情緒を考えて拘束せず捜査を迅速・公正にしてほしいと伝えてきた」と述べた。



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