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「韓国サッカー代表の孫準浩、中国監房に5年収監される可能性も」 中国メディア報道

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国サッカー代表MFの孫準浩 [大韓サッカー協会]

賄賂の容疑で中国に拘留されて調査を受けている韓国サッカー代表MFの孫準浩(ソン・ジュノ、31)に対して、5年の懲役刑まで下される可能性があると現地で報道された。

中国メディア「新浪網(シナドットコム)」は17日、中国の法律専門家の言葉を引用し、「孫準浩が最大5年間刑務所に入る可能性がある」と伝えた。

中国外交部は16日、定例会見で「韓国国民1人が非国家工作員収賄罪の容疑で刑事拘留された」と明らかにした。非国家工作員収賄罪は、政府機関以外の企業またはその他機関等に属する人が自分の職務上の便宜を利用して他人の財産を不法に収受した場合に適用される。


中国政法大学の印波教授は新浪網を通じて「外国人でも中国で刑法を違反した人は中国法に基づいて刑事処罰を受けなければならない」とし、「この罪の場合、5年以下の懲役に処せられる」と説明した。

新浪網によると、中国は賄賂額が6万元~100万元(約118万~1966万円)の場合は懲役5年以下に、100万元以上なら5年以上の刑に処する。

同メディアはまた、「孫準浩が中国サッカーの反腐敗関連の調査を受ける最初の外国人選手」とし、「以前、中国代表出身の申思が収賄の疑いで懲役6年・罰金50万元に処せられたことがある」と報じた。

ただ、中国の胡永平弁護士は「犯罪を犯した外国人に対する追放は別途検討することができる」と語った。

孫準浩は現在、中国公安に連行され、刑事拘留状態で遼寧省朝陽市公安局の取調べを受けている。刑事拘留は現行犯や被疑者に対して一時的拘留状態で行う強制捜査だ。

外国人選手が犯罪容疑で拘束された事例としては、昨年ロシアで麻薬密輸容疑で懲役9年を宣告された米国女子プロバスケットボール(WNBA)選手のブリトニー・グライナーがいる。グライナーは昨年2月にロシアに入国した際、麻薬密輸容疑で逮捕され、裁判所から懲役9年の刑を宣告された。

しかし、グライナーは逮捕されてから10カ月後の昨年12月、米国で懲役25年を宣告され服役中だったロシアの武器販売業者ビクトル・ボウトとの身柄交換形式で釈放され、米国に戻ることができた。

一方、2020年に全北現代所属でKリーグ1のMVP(最優秀選手)を受賞した孫準浩は、2021年に山東に移籍し、その年のスーパーリーグと中国サッカー協会のCFAカップでチームを優勝を導いた。昨年もCFAカップ2連覇に貢献した。昨年12月のカタール・ワールドカップ(W杯)では16強進出に貢献し、Aマッチ20試合に出場した。



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