世界で「Ｋ－キムチ」の人気が高まっている。アジアだけでなく米国・欧州にまで輸出国も多様化した。

「キムチの日」（１１月２２日）を翌日に控えた２１日、関税庁によると、今年１－１０月の韓国のキムチ輸出国は９３カ国で、過去最多となった。１０年前の２０１３年（６１カ国）に比べ５０％ほど増えた。今年１－１０月のキムチ輸出額は１億３０５９万ドル（約１９３億円）。関税庁の関係者は「年末まで輸出増加傾向を維持する場合、最高記録（２０２１年１億５９９２万ドル）を超えるだろう」と話した。

日本への輸出が５２８４万ドルで最も多く、次いで米国（３３３１万ドル）、オランダ（６１４万ドル）、英国（４９４万ドル）、香港（４９０万ドル）などの順だった。対日本輸出の比率は２０１３年の７３．８％から今年１０月基準で４０．５％まで低下した。同じ期間、米国への輸出の比率が５．５％から２５．５％に増えるなど輸出国が多様化した。


米国では過去に韓国系の店舗で購入できたキムチが、現在ではウォルマート・コストコなど現地大手小売店でも販売されている。