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フィリピンでラジオDJが銃撃で死亡…マスコミ関係者の殺害、マルコス大統領就任以降4人に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

フィリピンの国旗

フィリピンでラジオ放送司会者が銃撃で死亡する事件が発生した。

5日、AFP通信によると、この日午前ミンダナオ島ミサミス・オクシデンタル州カランバでラジオ放送司会者のJuan Jumalon氏(57)が暴漢による銃撃で死亡したとフィリピン警察が明らかにした。

「DJジョニー・ウォーカー」というニックネームを持つJumalon氏は、自宅にあるスタジオでラジオ放送を行い、主に時事問題を扱っていた。


フィリピンはジャーナリストの殺害事件が頻発する国で、地域ラジオDJが主な標的になっている。

今年5月にも各種地域問題を批判してきたラジオ番組の司会者が自宅近くで暴漢に襲われて亡くなった。

また昨年9月にはラジオ放送記者のであるRey Blanco氏が凶器に刺されて亡くなったほか、同10月にはラジオメディアジャーナリストのPercival Mabasa氏が暴漢の銃撃で死亡している。

Jumalon氏は昨年6月、マルコス大統領就任以降殺害された4人目のジャーナリストとして記録された。

マルコス大統領はジャーナリストの殺害事件を強く糾弾した。

ソーシャルメディア(SNS)を通じて「民主主義社会でジャーナリストに対する攻撃は容認できない」とし「言論の自由を脅かす者は自分たちの行動に責任を負うことになるだろう」と明らかにした。

当局は「今回の殺害動機についてはまだ明らかになっていないが、業務に関するものだと推定される」とした。



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