国防科学研究所の主管で開発し、LIGネクスワンが量産中の「天弓II」は昨年1月、35億ドル規模の輸出に成功し、K防衛産業の歴史に新たな里程標を立てた。 [写真 LIGネクスワン]
これまでイエメンのフーシ派から弾道ミサイルやドローンなどの攻撃を受けたサウジは迎撃ミサイルの需要が大きい状況だ。特にムハンマド・ビン・サルマン皇太子は昨年11月の訪韓当時、韓国が開発した弾道弾迎撃ミサイル体系「天弓II」に関心を見せた。韓国型パトリオットとも呼ばれる「天弓II」は最大迎撃高度が15キロ。標的を直接破壊する「ヒット・トゥ・キル」(Hit-to-Kill)方式で、地上軍と空軍を主力とする中東国家は天弓IIの有効性に注目してきた。与党関係者は「近いうちにサウジの空を韓国の武器体系が守る場面を見ることになるだろう」と伝えた。
韓国型パトリオット「天弓II」に関心のサルマン皇太子…与党「サウジの空、韓国が守る」(2)
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