マネキン人形になりすました容疑者の姿[写真=ワルシャワ警察]
主要メディアの19日(現地時間)の報道によると、この事件は最近ポーランド・ワルシャワのショッピングモールの閉店時間に起きた。
ワルシャワ警察は最近、ショッピングモールの複数の店で窃盗をした男A(22)を逮捕、拘禁したと明らかにした。
Aはワルシャワのショッピングモール内のある店舗が閉店する頃、窓の前に置かれたマネキンになりすまし、職員が退勤した後に宝石を盗んで逃げた。
Aは店舗のショーケースの前であたかもマネキン人形のように片手でかばんを握り、職員が退勤するまで動かずに立っていた。Aがショーケースに立っている間、他の職員や客はAに気づかなかった。Aは結局、保安要員に摘発され、警察に引き渡された。
警察はAが宝石店を標的にする前に複数の店舗を歩き回ったと明らかにし、Aは追加で2件の窃盗容疑を受けていると伝えた。
警察によると、Aは別のショッピングモール内の飲食店で食事して閉店時間を待った。Aは飲食店の明かりで消えると、ある店舗に侵入して服を着替え、一人で明かりが消えた飲食店に戻って食事を終えた。
当時Aはシャッターが半分ほど下りた店の中に腰を曲げて入る姿がショッピングモール内の防犯カメラに映っていた。
Aは別のショッピングモールでも営業時間が終わるまで待った後、複数のレジから現金を盗み出し、商品を盗んだことが分かった。
ワルシャワ検察は約3カ月間かけてAの取り調べを行った。現在Aは拘禁中であり、容疑が認められる場合、最大10年の懲役刑になるという。
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