今月13日(現地時間)、米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)が公開した対ロシア北朝鮮兵器輸送経路地図。[写真 NSC]
WPは英国のシンクタンクである王立防衛安全保障研究所(RUSI)の衛星写真とこれを分析した資料を引用し、ロシア国籍船舶アンガラ号とマリア号が8月中旬から2カ月間、少なくとも5回にわたって北朝鮮の羅津(ナジン)港とロシアのドゥナイを行き来したと伝えた。
この過程で数百個のコンテナが北朝鮮からロシアに運ばれ、中身は確認されていないが、ロシアがウクライナで使う弾薬だったものとみられると診断した。
その根拠として、北朝鮮から輸送が始まるごろ、ウクライナ国境から290キロ離れたロシアのチホレツク弾薬倉庫の貯蔵用の穴が急速に増え、最近、北朝鮮から移送されたコンテナに積まれていたと推定される弾薬箱で埋め尽くされたとWPが伝えた。弾薬貯蔵の穴のそばにあるコンテナの色と大きさは、北朝鮮の羅津からロシアのドゥナイに移されたコンテナと一致したという。
この日、露朝兵器取引情況に対するWPの報道は13日、ホワイトハウスが発表した取引情況時期より1カ月ほど先に出た。米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は9月7日、羅津港埠頭にあった1000個のコンテナが5日後にロシアのドゥナイに停泊し、1日コンテナを積んだ列車がロシアのチホレツク弾薬庫に入ったとし衛星写真を公開した。
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