過去初めて外国人監督が率いる韓国男子ハンドボール代表チーム。[写真 大韓ハンドボール協会]
韓国男子ハンドボールがアジア大会で準決勝に進めなかったのはハンドボールがアジア大会の正式種目に採択された1988年のニューデリー大会以降で初めてだ。また、アジア大会でメダルを取れなかったのは2006年のドーハ大会で4位になってから17年ぶりだ。
無念の敗北だった。韓国は前半を13-9でリードし、試合終了2分30秒前までも24-22でリードしたまま勝利に近付いていた。しかしクウェートが1ゴール追いつき24-23まで追われ、試合終了1分30秒前のパク・セウンのシュートが相手キーパーの顔面に当たり2分間退場させられる悪材料が重なった。
結局クウェートは終了1分前に速攻で同点に持ち込み、試合終了直前にやはり速攻で決勝ゴールを決め劇的な逆転勝ちを引き出した。
大韓ハンドボール協会は昨年5月に今回のアジア大会と来年のパリ五輪に備えるため史上初めて外国人監督としてポルトガルのホランド・フレイタス氏を迎えた。しかし1月の世界選手権で出場32カ国のうち28位にとどまったのに続き、アジア大会でも最悪の成績に甘んじなければならなかった。
女子ハンドボール韓国代表チームは同日開かれたカザフスタン戦に45-23で完勝し3連勝となった。グループ1位でベスト4に上った韓国は3日にグループB2位の中国と準決勝戦を行う。
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