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英国防省「ロシア、トクマク周辺の防衛線強化…新たな塹壕構築も」

ⓒ 中央日報日本語版

ウクライナのパトリオット(PAC)防空システム

英国防省が、ウクライナ南部ザポロジエ州の要衝地トクマク周辺でロシア軍がこの数日間防衛線を強化しているとみられるという分析を出した。

英国防省が17日に明らかにしたところによると、ロシア軍はトクマク周辺各所に検問所と対戦車障害物を設置し新たな塹壕を掘っている。ウクライナの反転攻勢にロシアの対応も高まっている雰囲気だ。

英国防省はまた、ロシア軍が昨年に続き今年の冬にもウクライナの電力インフラを攻撃するために巡航ミサイルを備蓄している可能性が高いと分析した。


米戦争研究所(ISW)はロシア軍がザポロジエでのウクライナの前進に備えるために東部バフムトにあったロシア空輸部隊師団(VDV)で別途旅団1個を再配置したと伝えた。その上でこうした軍事運用はロシアがどれだけ戦闘力を引き上げようとしているかを示すと解釈した。

一方、ウクライナは東部戦線で引き続き成果を出している。ウクライナのマリャル国防次官は18日、週末にウクライナ軍がドネツク、バフムト周辺の最大激戦地であるアンドリーウカとクリシチウカを奪還したと明らかにした。

ウクライナ軍事専門家らは今回の作戦によりウクライナ軍がバフムト南側から進撃し高地を掌握できるものとみているとロイターは伝えた。



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