日本福島第1原発汚染水の放出開始2日目の先月25日、忠清南道舒川郡(チュンチョンナムド・ソチョングン)の水産物特化市場で商人たちが来客を待っているが、概して閑散としている様子だ。フリーランスのキム・ソンテ
18日、関税庁貿易統計によると、先月の日本魚介類輸入量は1622トンで、昨年同月より24.9%減少した。輸入額も781万ドル(約11億5000円)で34.8%減少した。これで日本産魚介類の輸入量と輸入額は今年4月から5カ月連続で減少傾向が続いた。
特に、東京電力が福島第1原子力発電所汚染水の海洋放出を始めた先月の輸入額減少幅は今年に入って最も大きかった。先月の輸入額は新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)の時期である2021年8月(757万ドル)以来、2年ぶりに最も少ないものだ。
魚介類の輸入量と輸入額は活魚、冷蔵・冷凍魚類、甲殻類、軟体動物などの魚介類を全て合わせたものだ。
日本魚介類の輸入規模は今年1~3月3カ月連続で増えたが、4月から減少傾向に転じた。これに伴い、今年1~8月の日本産魚介類の輸入量は1万7480トンで昨年同期比11.3%減少し、輸入額は1億107万ドルで2.5%減少した。
日本産魚介類とは異なり、日本のビール輸入は増加傾向が続いた。
先月、日本産ビールの輸入量は8644トンで、昨年同月より323.7%増え、輸入額は748万ドルで393.3%増加した。
先月の輸入量と輸入額は、日本政府が韓国に対して輸出規制措置を取る直前の2019年6月以降、4年2カ月ぶりに最も大きいものだ。
日本政府の輸出規制措置以降、不買運動が起きて大幅に減った日本産ビールの輸入量は2019年9月4トンまで減った。しかし昨年からは徐々に回復傾向を見せ、日本産ビールの輸入量と輸入額は昨年5月から先月まで16カ月連続で増加傾向が続いた。
今年は韓日首脳会談の開催など両国関係の改善ムードの中で大幅な増加傾向が続き、不買運動以前の水準まで回復した。今年1~8月の日本産ビールの輸入量は3万6565トンで、昨年同期比238.4%増加し、輸入額は3020万ドルで253.2%増加した。
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