モロッコを襲った大地震後、マルカなど一部スペインメディアがサッカースターのクリスティアーノ・ロナウドが自身のホテルを被災者受け入れに向け開放したという美談記事を上げたが、これはフェイクニュースと判明した。ワイネットドットコムなどの１１日の報道によると、ホテル経営陣はホテルが避難所に変わったという報道は事実ではないと明らかにした。

ホテル運営マネジャーはスペインメディアの報道後に被災者からの問い合わせが殺到しており当惑していると話した。彼は被災者がホテルの外にいたり一部がロビーに座っていたりする可能性はあるが、被災者受け入れに対しては線を引いた。ホテルチェーン側は「ホテルが地震の影響を受けなかったため人々を受け入れてほしいという要請を多く受けている。地震後に宿泊客が増えたが、被災者を受け入れているのではない」と明らかにした。ロナウドが所有した４つ星ホテルのペスタナＣＲ７マラケシュは１７４の客室を備えている。