民主党は４日、福島原発汚染水の海洋放流に反対する日本や米国、中国側関係者を招待して国際共同会議を開く。

同日の会議は、日本が先月２４日に福島原発の汚染水を放流したことで、これを阻止するための国際連帯を模索し、共同対応策を模索しようという趣旨で設けられた。

会議には米ワシントン社会的責任議事会核兵器撤廃委員会のジョセフ・バークソン共同代表が米国側のパネルに、成均館（ソンギュングァン）大学東アジア学術院の張暮輝教授が中国側のパネルとしてそれぞれ出席する。


日本原子力資料情報室の松久保肇事務局長は、日本側のパネルとして招待された。

民主党からは李在明（イ・ジェミョン）代表と「福島原発汚染水海洋投棄阻止総括対策委員会」（対策委）委員長の禹元植（ウ・ウォンシク）議員、対策委国際協力本部長のイ・ヨンソン議員らが出席する。

一方、民主党はこの日、韓国を含めすべての放射性廃棄物の海洋投棄を禁止したロンドン条約当事国の元首・政府首脳に李代表の親書も送る。

親書には日本の汚染水放流を止め、海洋安全と生態系の保全に向けて国際社会が力を合わせなければならないという内容が盛り込まれた。