情報委員会の幹事を務める劉相凡(ユ・サンボム)国民の力議員は会議後、記者らに国家情報院の報告内容の一部を伝えた。劉議員は「ICBM発射支援車両の活発な活動が平壌(ピョンヤン)山陰洞などで捕捉され、液体燃料工場から推進剤が搬出されるなど(ICBM発射準備)兆候が引き続き表れている点を国家情報院が把握した。首脳会談または連合訓練をにらんで北が複数の種類の挑発を準備中だと国家情報院から報告を受けた」と明らかにした。国家情報院は情報委に「固体ミサイル生産施設でも車両の活動が異例に活発になっている。戦術核を搭載できるミサイルの発射などを含む合同訓練が予想される」とも報告した。
国家情報院は北朝鮮が5月に打ち上げに失敗した軍事偵察衛星に関し「欠陥補完が順調に進めば来月9日の北の政権樹立日75周年の雰囲気を盛り上げるため今月末または来月初めに発射する可能性がある」と明らかにした。