11日、ソウルワールドカップ競技場でK-POPスーパーライブコンサートが開かれている。[写真 韓国文化体育観光部]
韓国文化体育観光部が出した15日の報道資料にはこのような部分が入っている。「2023セマングム世界スカウトジャンボリー」大会最終日を飾った「K-POPスーパーライブコンサート」で競技場の芝が激しく損なわれたというサッカーファンの非難が強まり、復旧支援の意志を明らかにしたのだ。当初コンサートは全羅北道全州(チョルラブクド・チョンジュ)ワールドカップ競技場で開催される予定だったが、台風被害が懸念されたため、急きょ上岩ワールドカップ競技場に場所が変更された。急いで舞台と客席が設置されたため、造成に約10億ウォン(約1億1000万円)かかった競技場の「ハイブリッド芝」の一部が損傷した。ソウル施設公団側は「金を使えば復旧が可能だが正確な費用をすぐに推定することは難しい」とした。場合によっては金額が大きくなりかねない状況なので、政界などでは「ジャンボリー危機を収拾するために甘受した費用請求書が届き始めた」という話も出ている。ある地方自治体関係者は「政界ではジャンボリーの異常な進行関連の責任攻防が重要だとしても、さしあたって地方自治体の立場では支出したお金を受け取るほうがもっと重要だ」とし「ジャンボリーは終わったが費用問題はこれからが始まり」と話した。
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