台風の度に拡散するフェイク画像の1つであるマリンシティ37階のタコの写真。[オンライン・コミュニティ キャプチャー]
10日、聯合ニュースによると、有名オンライン・コミュニティ、カカオトークのグループチャットルームなどに2022年の台風11号「ヒンナムノー」など過去の釜山の台風被害状況を撮影した写真がまるで現在の被害状況のように偽造され、投稿されている。
コミュニティで話題になると、ユーチューブ・チャンネルでも関連コンテンツが続々と作られている。
昨年、台風11号「ヒンナムノー」の時に発生した釜山水営区民楽洞(スヨング・ミルラクドン)と広安里(クァンアルリ)海水浴場付近を撮った写真は投稿日を今月10日と偽造して投稿されたりもした。
問題は、このようなフェイク画像によって当該地域で商人らが予約客がキャンセルするなど営業上の被害を受けていることだ。
今回、台風6号による釜山地域に被害が全くなかったわけではない。
釜山消防災難本部に同日午後2時基準で270件の被害申告があったが、ほとんどが看板の落下や倒木程度だった。
強風による海岸のガラスの破損も過去に比べて多くなかった。
大型台風が来るとフェイク写真が出回るのは、ここ最近の出来事ではない。
釜山マリンシティ高層ビルの窓ガラスにタコが付着している写真は台風の度に繰り返し上がってくる有名な「フェイク写真」の一つだ。
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