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仏有力紙「韓国ジャンボリー、1171億ウォン投入もまともに準備されず疑問」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

「2023セマングム世界スカウトジャンボリー」早期撤収日の8日午前、全羅北道扶安郡ジャンボリーキャンプ地で参加者が撤収の準備をしている。チャン・ジョンピル・フリーランス記者

フランス有力紙が2023セマングム世界スカウトジャンボリー行事について、猛暑と台風の影響で早期撤収したうえ、公金横領疑惑までが浮上していると指摘した。



日刊ルモンドは10日(現地時間)発行の同紙4面に「韓国:政治的スキャンダルに広がったスカウト大会」と題した記事で、ジャンボリー大会の準備に投入された資金の行方に疑問が生じているとし、このように報じた。


同紙はセマングムでスカウト隊員は給水施設も、避暑施設も、十分な医療施設もなく韓国の猛暑と戦うことになったと指摘した。食の衛生問題、シャワー施設の露出、害虫の問題も重なったと伝えた。

そして「今回の大会組織と運営のために1171億ウォン(約128億円)の予算を投入したが、まともに準備できなかった理由に関心が集まっている」とし、女性家族部と全羅北道の海外観光出張疑惑に言及した。全羅北道庁の関係者5人が2018年5月にジャンボリーを招致したことがないスイスとイタリアを旅行し、大会の準備と関係がない遊覧船旅行もしたなどと例を挙げた。

同紙は与党がジャンボリー予算執行に対する監査を要求していると伝え、「メディアがすでに『国家的な恥』と描写しているジャンボリーは猛暑と台風を迎えた後、政治的暴風に変わる可能性がある」という見方を示した。



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