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韓国野党代表「スカウト大会、世界的な心配を集める大会に…祭典ではなく生存ゲームになってしまった感」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

17日午前、国会で開かれた最高委員会議で発言する李在明(イ・ジェミョン)共に民主党代表 キム・ソンリョン記者

韓国最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表はセマングム世界ジャンボリー大会が準備不足とずさん運営で問題になっていることに対して「世界的な心配を集める大会になったという感じ」として懸念を示した。



先週夏休みを取って復帰した李代表は7日、民主党最高位会議で「祭典ではなく生存ゲームになってしまった感がある」と明らかにした。


セマングムジャンボリー大会最大参加国の英国(約4400人)と米国(約1500人)は早期退営を決めて移動中だ。英国は前日から7日までスカウト代表団をソウルと京畿道(キョンギド)に移動させた後、ジャンボリーが終わる12日までソウルで文化プログラムを体験する予定だ。米国スカウト代表団もこの日午前に野営地を出発して平沢(ピョンテク)米軍基地「キャンプ・ハンフリーズ」に移動した。

これに関連して李代表は「問題が予想される場合は対策を立てて然るべきだが、実際に問題が発生すると他人のせいにしている」とし「各国代表団の早期退営が相次ぎ、ついに性犯罪疑惑まで発生しているが事件を縮小することだけに汲々としているようだ」と批判した。

あわせて「冬季・夏季オリンピック(五輪)とワールドカップ(W杯)を成功裏に開催した大韓民国がなぜこのように後進的な姿で世界の人々の嘲弄の種になったのか実に嘆かわしい」と指摘した。

李代表は「国格がこれ以上落ちないように政府が総力を挙げて対応しなければならない」としながら「大会運営の責任を負うことができるコントロールタワーを早急かつ実質的に構成し、残り1週間でもジャンボリー大会を円滑に進めてほしい」と話した。

続いて「ジャンボリー大会は朴槿恵(パク・クネ)政府をはじめ歴代政府が推進した国際行事」としながら「責任転嫁は韓国内だけならひょっとしたら通じるかもしれないが、世界では通じないという事実を思い出し、実効的代案を迅速に作って執行するようにもう一度求める」と付け加えた。

鄭清来(チョン・チョンレ)最高委員は「ジャンボリー事態は天災地変による偶発事故ではない、予告された事故だった」とし「猛暑と害虫、各種施設の不備など1年前から徹底的に備えるように注文したが現政権はこれを冷遇して事なかれ主義に陥っていた」と指摘した。

同氏は「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権発足後、約16カ月後に行われた大会の失敗を前政府のせいばかりしているが、16カ月間いったい何をしていたのか」とし「ジャンボリーが成功していたらこれはすべて文在寅(ムン・ジェイン)政府のおかげだと話していただろうか。成功したら自分のおかげ、失敗したら人のせいというのはやめてほしい」と指摘した。

高ミン廷(コ・ミンジョン)最高委員も「(昨年国政監査で)排水施設、トイレ、給水台などこのような施設問題点をすでに指摘しており、これに対して金賢淑(キム・ヒョンスク)長官は完了したと答えていた。そして猛暑・台風対策もすべて立てたと高言していた」とし「だが差し当たっての猛暑対策さえできていない」と批判した。続いて「もっと心配なのは台風6号が韓半島(朝鮮半島)上陸するという予測が出ている」とし「これに対して徹底し、今からでも点検しなければならない」と強調した。



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