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韓国スカウト大会に供給されたゆで卵、殻をむくとカビ…「全量回収」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2023セマングム世界スカウトジャンボリー開営式が開かれる2日、全羅北道扶安郡のキャンプ場に参加者のテントが設置されている。 写真=扶安郡

食品医薬品安全処が全羅北道扶安郡(プアングン)セマングムで開催中の「第25回世界スカウトジャンボリー」に供給されたゆで卵の一部にカビが生えていたという情報提供を受け、全量を回収して調査していると3日、明らかにした。



問題になった卵はたんぱく質補充のためジャンボリー行事場所に1万9000個が供給された。2日、あるスカウト隊員がゆで卵にカビが生えているのを発見し、ジャンボリー運営委員会側に伝えた。


このゆで卵はすべて回収され、7個の卵にカビが確認された。食品医薬品安全処によると、カビが生えた卵を食べた人はいないという。

この卵の賞味期限は90日。製造時期は7月であり、賞味期限の問題ではないと食品医薬品安全処はみている。

食品医薬品安全処は流通または保管過程でカビが発生した可能性があるとみて、光州(クァンジュ)地方食品医薬品安全庁と共に調査を始めた。

一方、食品医薬品安全処は物流センターの食材料検収人員を従来の3人から6人に増やし、食材料管理のために常駐人員を24時間配置するなど、ジャンボリー内の飲食品安全管理を強化する計画だ。



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