イ・グン氏。[写真 ウクライナ国際旅団 フェイスブック キャプチャー]
韓国検察は17日、ソウル中央地裁で開かれたイ被告の旅券法違反、特定犯罪加重処罰法上の特逃走致傷容疑の結審公判でこのように裁判所に要請した。
検察は「イ被告は訪問・滞在禁止対象国であることを知りながらも知人たちを連れてウクライナに出国し、到着後もソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて韓国外交部の措置を非難するなど罪質は軽くない」と量刑背景を説明した。
特定犯罪加重処罰法上の逃走致傷容疑に対しては「容疑が明白に立証されたのに犯行を否認しており被害者の傷害水準が軽くない点を斟酌してほしい」と明らかにした。
これに対しイ被告側弁護人は「交通事故当時被害者に衝撃を与えた事実自体を認知できておらず、有名人として不必要な争いを避けようとその場を離れたもので逃走の意図もなかった」と反論した。
イ被告は昨年7月にソウル市内で車を運転していたところバイクと事故を起こし、その後救助措置を取らずに現場を離れた容疑を受けている。
イ被告はこの日の求刑に先立ち行われた被告人尋問で、事件当時は交通事故の事実を知らず、事故から3カ月後に警察からの電話で知ったという趣旨で主張した。彼は「事件当時被害者がバイクから降りて文句を言いながら近づくのを見て、私が中央線を越えたことを指摘しようとしていると思った」と話した。
イ被告は最後の発言を通じ「旅券法を違反したことを心から謝罪する」としながらも、「人々を助けるために知人らとともにウクライナに行った点を考慮してほしい」と善処を訴えた。続けて「戦争が発生した時に心がひどく痛かった。軍事専門家として特別な技術を持っているが他の国の人も助けるのが真の軍人だと考えた」と話した。
韓国海軍特殊戦戦団(UDT/SEAL)大尉だったイ被告は外交部の旅券使用許可を受けずに旅行警報第4段階の「旅行禁止」が発令されたウクライナに入国した容疑(旅券法違反)で1月に起訴された。
イ被告はウクライナ戦争勃発直後の昨年3月に出国しウクライナの外国人部隊「国土防衛軍国際旅団」に合流した。戦場で負傷した彼は同年5月に治療のため帰国して警察に出頭した。
裁判所は宣告期日を来月17日に決めた。
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