乱気流によって破損した中国国際航空旅客機内部の様子。[写真 微博 キャプチャー]
11日、中国人民日報やソーシャルメディアの微博によると、10日午後、上海虹橋空港から北京首都空港へ向かっていた中国国際航空の旅客機CA1524便が突然激しい乱気流に遭遇した。
このため旅客機は激しく揺れ、乗客は悲鳴をあげた。一部の乗客と乗務員は宙に浮いて、中には天井に頭をぶつける人もいたとホンソン新聞は伝えた。
この事故で乗客が血を流すけがをしたため、乗務員が急いで医療スタッフを探す状況も起きた。
微博には機内の天井に設置された表示板が壊れ、機内の床には新聞や税関申告書と見られる紙が散乱している写真が次々と公開されている。
搭乗客は着陸を30分程控えて旅客機が2回大きく揺れたとし、その瞬間死ぬのではないかと思ったと現地メディアに伝えた。
中国国際航空はこの日午前、微博の公式アカウントを通じて「飛行中、晴れた上空で突然乱気流に遭遇して旅客機が揺れた。乗務員は手続きにしたがって乗客の安全を維持するために万全を期した」とし「けがをした乗員乗客を病院に搬送して治療を受けることができるように措置した」と発表した。
この記事を読んで…