韓国の李基植(イ・ギシク)兵務庁長[写真 兵務庁]
李庁長は5日、ソウル国防部陸軍会館で開かれた兵務庁記者懇談会に出席し、「私がこれまで兵務庁長になって以来、最も多く受けた質問がBTSに関するもの」とし、「BTSを国益のレベルで軍入隊させてはならないという意見が多いが、兵役の義務は国益のレベルよりは公正が優先だと思う」と述べた。
また「BTSを国益のレベルで免除させるべきだというが、私はこれが先例になってはならないと思う」として「すべての兵役義務者には公正に法が執行されなければならないため、今までBTSは軍隊に行かなければならないと言ってきた」と述べた。
李庁長はBTSの軍入隊に関連して公正性を繰り返し強調した。また「公正というのは、結果の公正になってはならず、機会の公正にならなければならない」とし「機会の公正というのは、それ(兵役の義務)を果たす義務がある人は皆同様に適用されなければならない」と話した。
また「ある時は適用し、ある時は適用しない、これは公正ではない」とし、「そのため、私はBTSが軍隊に行かなければならないと思った」と述べた。
BTSは2013年6月13日にデビューした大韓民国の7人組ボーイズグループ。ビルボードチャート1位を占めるなど、韓国歌謡界史上前類を見ない最高の人気を得ている。メンバーの中で最年長のJINは昨年12月13日、京畿道漣川(キョンギド・ヨンチョン)所在の新兵教育隊に真っ先に入隊した。続いて今年4月18日、J-HOPEが入隊した。
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