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「1発254万ポンド」英ミサイルにロシア身震い…フランスの戦車は恥さらす(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

3月にウクライナ軍当局がソーシャルメディア(SNS)に西側から支援される戦車と装甲車などの軍装備を紹介した。各装備の前に英国、米国など西側諸国の国旗が揚げられている。[ツイッター キャプチャー]

キンジャルを13発も防いだ第96対空ミサイル旅団司令官のヤレメンコ大佐は先月28日、ウクライナのゼレンスキー大統領から英雄の称号を受けた。パトリオットミサイル防衛システムは最大8基の発射台をはじめとする発展装備などで構成され、発射台ごとにミサイル迎撃体が4発ずつ入っている。費用は最大11億ドル(約1590億円)と推定される。



◇地雷畑に勝った米ブラッドレー装甲車


西側から送った装甲車の活躍も関心を引いている。ロシア軍はウクライナの反撃に備えて南部と東部戦線のあちこちに地雷を細かく設置しておいた。ゼレンスキー大統領が先月21日、「ウクライナ領土20万平方キロメートル(朝鮮半島の面積が約22万平方キロメートル)にわたり地雷を設置したため進撃が容易ではない」と話したほどだ。

こうした状況でもウクライナが着実に進撃するのは、米国製M2ブラッドレー歩兵戦闘車とフィンランド製XA180装甲車などが地雷にもびくともしないためという報道が出ている。

大反撃初期にザポロジエ州の最前線に出て行ったウクライナ兵2人は米ABCニュースとのインタビューで「ブラッドレーのおかげで地雷畑と砲弾攻撃で生き残り、1人だけ脳しんとうを起こした。われわれが旧ソ連製装甲車を使っていたら全員死んだだろう」と話した。

世界で最も強力な装甲車のひとつと評価されるブラッドレーは、特定徹甲弾とロケット推進手榴弾など多様な弾薬に対する防御に強い。合わせて25ミリメートル機関砲とTOW対戦車ミサイルで武装した。1991年の湾岸戦争当時、イラク軍の旧ソ連製T72戦車の多数を撃破し「戦車キラー」と呼ばれる。1台当たり435万ドルと推定される。

フィンランド製XA180装甲車もウクライナ戦線で3個の地雷の爆発にも生き残ったとフィンランド紙イルタレフティが伝えた。数回の地雷爆発後にも特に損傷がない写真がSNSに上げられXA180装甲車の防御力が知られた。

◇フランス製軽戦車の防御力は脆弱

これに対しフランスが提供したAMX10RC軽戦車は防御力が弱く現地で失望されているとAFP通信が2日に伝えた。ウクライナ軍のある司令官は「装甲の厚さが薄く車両近くで爆発した砲弾の破片がAMX10RCをそのまま貫通し乗組員4人全員が死亡した事例があった。最前線攻撃には非実用的で不必要だ」と評価した。

フランス国防省によると、AMX10RCは戦闘重量が20トン程度で、フランスの主力戦車ルクレールの3分の1水準だ。機動性が優れ105ミリ砲を搭載しており、歩兵の射撃を防ぐことができると説明した。


「1発254万ポンド」英ミサイルにロシア身震い…フランスの戦車は恥さらす(1)

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