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バイデン大統領に会った行事で胸丸出しのトランスジェンダーにホワイトハウスの特段の措置

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

トランスジェンダーのローズ・モントーヤさんとジョー・バイデン米大統領。[写真 ローズ・モントーヤさんのティックトック・インスタグラム]

米ホワイトハウスの性的少数者行事で上着を脱いで上半身を露わにしたトランスジェンダー活動家が、これからはホワイトハウス行事に招待されなくなった。

13日(現地時間)、米フォックスニュースによると、ホワイトハウスは今月「Pride Month」を迎え、11日にトランスジェンダーなどを招待した。

動画プラットフォーム「ティックトック」のインフルエンサーであり、トランスジェンダーでもあるモントーヤさんは当時、行事の映像をソーシャルメディア(SNS)に掲示した。


行事にはジョー・バイデン米大統領や性的少数者、人権活動家数百人が参加した。

モントーヤさんはバイデン大統領と握手し、一緒に写真を撮影するなど行事を楽しんだ。バイデン大統領との対面について「今回の対面は光栄」とし「性的少数者の人権は人間の人権と同じだ」と話した。

その後、モントーヤさんは他の参加者と並んで立ってポーズを取ったが、彼らはホワイトハウスが見える南側の芝生で上着を脱いだまま上半身を表わした。

このようなモントーヤさんの行動にホワイトハウスは、モントーヤさんを今後ホワイトハウス行事に招待しないことにした。

ホワイトハウス報道官はメディアブリーフィングを通じて「映像に登場する人々は今後行われるホワイトハウスのいかなる行事にも参加できないだろう」と明らかにした。

そして「このような行動はホワイトハウスのいかなる行事でも歓迎されない不必要で尊重されない行動」と叱咤した。また「性的少数者とその家族を祝うための席に参加した他の人々を考慮しない行動」とも指摘した。

ただホワイトハウスは今後の行事参加が禁止された人々の具体的な名前は公開しなかった。

モントーヤさんの行動はSNSでも歓迎されなかった。この映像を見た性的少数者たちは「あなたの無謀な行動が私たちの人権をさらに後退させた」「無礼で下品だ」「性的少数者を代表してホワイトハウスに招待されたのは特権だが、あのような行動をするなんて」と批判した。

論議が巻き起こるとモントーヤさんは「ワシントンDCでは上半身を裸にするのは合法だ。トランスジェンダーになる前はそうではなかったのに、どうして今は胸を出せば不適切だと言うのか。人々は女性の身体を性的に見る」とし「いかなる形であれ、低俗で不敬な行動をする意図はなかった」と反論した。



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