ニューヨークの韓食レストラン「ジュア」ではカルビを注文すれば7種類のおかずが付き、外国人に好評だ。[写真 各社]
#2.英ロンドンの高級レストラン「アイビーアジア」は最近、韓国ギョーザメニューを始めた。フランスではサムギョプサルを焼いて食べる韓食レストランが人気だ。パリだけでも韓食レストランがおよそ200カ所もあり、コロナ以前と比較して倍に増えた。昨年10月に世界的なレストランガイドのミシュランガイドスターを受けた米ニューヨークのレストラン72店のうち韓食レストランは9店だった。全世界でミシュランスターを取得した韓食レストラン数は2010年のゼロから現在27店に増えた。
農林畜産食品部によると、昨年の農水産食品の輸出額は前年比5.3%増の120億ドルで過去最高となった。2年連続で100億ドルを超えた。15カ月以上も貿易赤字が続く中、Kフードが善戦している。CJ第一製糖、大象、ロッテウェルフード、オトゥギ、農心など年間売上高3兆ウォン(約3300億円)以上の「3兆クラブ」食品企業8社のうち5社は海外での売上比率が2けただ。CJ第一製糖は昨年、食品事業の売上高11兆1042億ウォンのうち半分近く(47%)を海外で稼いだ。
いわゆる「Kフード」グローバル化3.0時代だ。輸出と現地売上増加は基本で、世界各地の薬局や観光名所、ファインダイニング(高級レストラン)にまで広がっている。
主に現地韓国人や現地人の好奇心が中心の海外進出期(Kフード1.0)、食品会社とフランチャイズ中心のグローバル領土拡大(Kフード2.0)から進化した。
こうしたKフードの成功は数十年間にわたる多くの試行錯誤と持続的な投資、市場開拓意志があったからこそ可能だった。成功の公式は▼徹底した市場調査▼韓国的な現地化▼ブランドパワー強化--などに要約される。
CJ第一製糖は鶏肉が好きな米国現地人の好みを考慮し、ギョーザの具に豚肉の代わりにチキンとシラントロを入れた製品を出し、米国市場で1位になった。ロッテウェルフードはコロナパンデミックで日本のライバル企業がオフライン行事を中断する状況でも、フィリピンで「ペペロデー」行事を開くなど、現地マーケティングを倍以上に増やす積極的な投資で市場シェアを大きく伸ばした。オトゥギはロシアでチーズラーメンを販売してヒットした。
SPCのパリバゲットはフランスに進出する際、準備期間だけで10年以上かかった。現地人が好む味を出すために酵母・温度・湿度など発酵条件を変えながら一日に数百個のパンを焼いてテストした。会社を知らせることにも注力した。同社の関係者は「ブランドの認知度を高めるため、海外駐在員と家族が外出する際にはパリバゲットのロゴが入ったバッグやショッピングバッグを持ち歩くほどだった」と話した。
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