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日本から鯨肉4.6トン密輸した韓国の業者を逮捕…飲食店に流通

ⓒ 中央日報日本語版

日本から密輸した鯨肉

韓国釜山(プサン)本部税関は日本からミンククジラ、ブライドクジラなど鯨肉計4.6トンを密輸した6人を立件し、主犯の男A(58)の身柄を今月3日に送検したと27日、明らかにした。

税関によると、Aらは2021年2月から22年6月にかけて日本発の国際スピード郵便(EMS)を利用して品名を虚偽記載する手法で、郵便物1件あたり10キロないし20キロずつ、計366回にわたり4.6トンの鯨肉を違法密輸した疑い。

捜査の結果、Aは計11人の受取人名義を利用して自家使用目的でメンタイなどを搬入するように品名を虚偽記載し、税関の監視を避けるために受取地域を釜山(プサン)、ソウル、坡州(パジュ)などに分散して搬入した。


また鯨肉購買代金を日本に分割して送金しながら少額海外送金サービスを利用し、子どもの生活費や学費の送金に見せかける緻密さを見せたと、税関側は伝えた。密輸された鯨肉は釜山と蔚山(ウルサン)地域の飲食店などに流通・販売されたことが明らかになった。

釜山税関は昨年5月に関連情報を入手した後、捜査を開始し、飲食店・倉庫に保管中だった密輸鯨肉224キロを押収する一方、郵便物受取名義人と受取場所を変えて密輸した122キロも追加で押収したと明らかにした。

釜山税関の関係者は「絶滅危機にある動植物の違法搬入を遮断するために相手国の税関と情報交流を強化し、EMS、特送ンなど小規模貨物に対する検査を強化していく」とし「他人に郵便物など受取人名義を貸せば密輸などに利用される場合があり、注意する必要がある」と強調した。



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