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ワグネルグループ、ウクライナ戦から手を引くか…「ロシア国防省と契約しない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ロシア傭兵ワグネルグループのロゴ。[写真 欧州安全保障協力機構(OSCE)報告書]

ロシアの民間軍事企業ワグネルグループ創設者のプリゴジン氏がロシア国防省と契約を結ばないと電撃宣言した。

ロイター通信が11日に伝えたところによると、プリゴジン氏は「ワグネルグループはロシアのショイグ国防相といかなる契約も締結しないだろう」と話した。西欧ではワグネルの部隊がウクライナに駐留するロシア軍の約10%を占めているとみている。




プリゴジン氏はロシア軍首脳部の無能さを公開批判してきた。ワグネルグループがロシア正規軍の兵士を拉致、拷問して武器を恐喝したという疑惑が提起されたりもした。

ショイグ国防相は前日、自発的にウクライナ戦争に参加した非正規軍に対し今月末までに国防省と契約を締結するよう指示したという。この指示をめぐりロシアの一部ではワグネルグループを統制しようとする意図が込められたとの分析が出たりもしていると外信は伝えた。

一方、ウクライナのゼレンスキー大統領はこの日、「ロシア軍に対する反撃と防衛作戦が同時に進行している」として初めて大攻勢の事実を認めた。ロシア側は4日にウクライナの大攻勢が始まったとみている。

ロイター通信などによると、ゼレンスキー大統領はこの日ウクライナの首都キーウを訪問したカナダのトルドー首相との会談後の共同記者会見でこのように話した。彼は「(作戦が)どの段階にあるかは詳しく話さない。みんなが肯定的な雰囲気だ。プーチンにそのように伝えてほしい」とした。

ウクライナ東部軍司令部報道官はこの日地域放送で「24時間にわたりバフムト周辺で6回にわたり交戦を繰り広げた。ロシア軍に死傷者が相当数発生し、前線のさまざまな方向で最大1.4キロメートルまで進撃した」と主張した。これに対しロシア国防省は9日、「南部ザポリージャと東部ドネツク地域でウクライナ軍を撃退した」とした。



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