韓国サッカー水原（スウォン）ＦＣのパク・ジュホが６日に引退試合と引退式を行った中、彼の妻のアンナが前所属チームである蔚山（ウルサン）のファンに向けひざまずいて謝意を示し感動を与えた。

あるオンラインコミュニティに６日、「パク・ジュホの妻蔚山のファンに泣きながらひざまずいていく」という題名で１枚の写真が投稿された。

写真にはアンナがこの日の試合終了後、水原ＦＣのホームスタジアムである水原総合運動場に額を地面に付けてひざまずきながらパク・ジュホの元所属チームである蔚山現代のファンにあいさつする姿が写っている。


この日水原総合運動場で開かれた試合で水原ＦＣは蔚山現代を相手に１－３で敗れた。パク・ジュホは現役選手としてこの日が最後の試合となった。

蔚山はパク・ジュホが海外舞台から２０１８年にＫリーグに戻った時に３シーズンを過ごした思い入れのあるチームだ。パク・ジュホも蔚山との試合で選手生活を終えたいと水原ＦＣに要請したという。

アンナの写真を見たネットユーザーは「選手の妻が、それも外国人があのようにするのは容易でないだろうに涙が出る」「アンナさん、蔚山で常に私たちのジュホさんを世話してくださりありがとう。これからはジュホさんがアンナさんを健康になるよう守ってくれるだろう」「蔚山戦で引退し、より意味があった。ジーンとする」「アンナさん、必ず全快するように願ってます」などの反応を見せた。

アンサは昨年１１月にがん闘病の事実を告白している。その後今年３月には動画投稿サイトを通じ「すべての放射線治療セッションを終えていまは回復した感じだ。眉毛も再び伸びている」として健康になったは近況を伝えた。