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「乗客ために最善尽くした」…両腕広げて非常口ふさぐアシアナ乗務員

ⓒ 中央日報日本語版

アシアナ航空機 [写真 アシアナ航空]

30代の男が飛行中のアシアナ航空旅客機で非常扉を開けた26日の事故に関連し、女性乗務員が非常口をふさごうとして立っている写真が公開された。



大邱(テグ)国際空港の関係者が撮影して聯合ニュースなど報道機関に28日日に提供した写真を見ると、事故飛行機の開かれた非常口にある乗務員が安全バーを設置した後、両腕を広げてふさぐ姿が見える。この場面は航空機が着陸した後に撮影されたもので、乗客が開いた非常口に近づいて事故が発生しないよう乗務員が立ってふさいでいる姿だ。


26日にこの飛行機に乗っていた男性乗客A氏は大邱(テグ)MBCのインタビューで「(乗務員の)措置はなかった」とし「私は『非常扉が閉まらなければ着陸は難しいだろう。私でも行って閉めるべきだろうか』と考えていた。当時、乗務員の顔を見たが、完全におびえて座っていた」と発言した。

この報道で乗務員の対処が俎上に載せられた。しかし飛行中に航空機の非常扉が開けば気圧のために閉じるのは不可能だ。乗務員としては非常口をふさいで乗客を安心させるのが最善ということだ。

また非常扉を開けた男を捕まえるのに協力した乗客3人のうちの1人という男性はネット上で「ランディング直後に乗務員が被疑者を統制し、185センチ以上の身長に体重が120キロ以上とみられる被疑者が外に飛び降りようとするのを乗務員4人が捕まえている状況で、私と別の男性乗客2人が引っ張って抑え込んだ」と状況を説明した。



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