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韓国視察団汚染水視察中に日本「福島産水産物の輸入再開すべき」

ⓒ 中央日報日本語版

福島汚染水視察団が22日、日本外務省で外務省、経済産業省、東京電力の関係者が出席した中、技術協議をした。 写真=福島視察団提供

韓国の福島汚染水視察団が23日午前から福島第1原子力発電所の汚染水放出状況を視察している。

NHKなどによると、韓国の専門家で構成された視察団はこの日午前から現地を訪問し汚染水の保管状況と放出に向けた設備工事状況などを確認している。視察は24日まで続く。

23日の主な視察対象は▽多核種除去設備(ALPS)の吸着塔など重要設備と系統構成▽海洋放出設備関連運転制御室の警報窓構成と制御盤▽測定確認用設備(K4タンク群)のポンプなど循環機器▽移送設備(緊急遮断バルブ、放射線監視機)などだ。


原子力安全委員会のユ・グクヒ委員長率いる視察団は韓国原子力安全技術院(KINS)の原発・放射線専門家19人と韓国海洋科学技術院(KIOST)の海洋環境放射能専門家1人の21人で構成された。

日本の西村康稔経済産業相はこの日の会見で「国際社会に科学的根拠に基づき丁寧に説明している。韓国の専門家による視察においても丁寧に説明し、安全性への理解が深まることを期待している」と明らかにした。

野村哲郎農林水産相は、「韓国は、福島や宮城など8つの県のすべての水産物の輸入を停止している。今回の視察は処理水の調査が中心だと聞いているが、それに加えて輸入制限の解除についてもお願いしたい」と話した。

韓国視察団は設備視察後25日に日本側と追加資料要請に向けた技術会議を行った後に帰国する予定だ。



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