Netflix(ネットフリックス)全6話ドキュメンタリー『ハリー&メーガン』のポスター。[写真 Netflix]
2日(現地時間)、BBCなど外信によると、王室は戴冠式に国家元首約100人を含めて203カ国の代表が出席すると明らかにした。
出席席者2200人余りの名簿はまだすべて公開されてはいないが、王室との関係が良くない次男ヘンリー王子家族も招待者名簿に入った。
ただしヘンリー王子だけが単独で戴冠式に出席する予定で、夫人のメーガン妃とアーチー王子、リリベット王女など2人の子どもは米国の家に残る予定だ。
これに関連して英国日刊テレグラフは「戴冠式の日は息子アーチー王子の4歳の誕生日なのでメーガン妃が参加しないことを決めた」とし「家族を先に考えたい気持ちが決定的要因になった」と報じた。
ただしテレグラフは「メーガン妃は自身の容貌が招いた、避けられない非難と関心から自分自身を守りたかったのかもしれない」と推測した。
実際メーガン妃が王室の無意識的な人種差別に関する懸念をつづった書簡をチャールズ3世に送ったが、満足するほどの回答を得られなかったという報道が出てきたこともあるが、メーガン妃側の報道官はこれを否定している。
ヘンリー王子は戴冠式には出席するが、その他の王室行事には出席しないものとみられる。テレグラフは「ヘンリーは(戴冠式翌日の) 7日ウィンザー城で開かれるビッグランチとコンサートに参加しないだろう」と報じた。
特に結婚式や戴冠式など王室が大きな行事を迎える日になると慣行的に開かれるバッキンガム宮バルコニー行事にもヘンリー王子が現れないと予想されるとテレグラフは伝えた。テレグラフは「飛行日程のため」と付け加えた。
2020年に王室を離れて米国に定着したヘンリー王子とメーガン妃夫妻は王室がメーガン妃を人種差別していると主張してこれを放送インタビューや自叙伝などを通して暴露して王室との関係がこじれた。
メーガン妃は結婚後は女優活動をしないでいるが、最近ではハリウッドのエージェンシーと契約を結んで注目を集めた。
4月27日(現地時間)、米国芸能メディア「バラエティー」の報道によると、メーガン妃はエージェンシーWMEと専属契約を結んだ。
これに対して「メーガンが女優に復帰するのではないか」と囁かれたが、メーガン妃は該当のエージェンシーでコンテンツ製作レーベルの代表を務めることが発表された。演技活動よりは事業活動に対する支援次元でエージェンシーと契約をしたという分析だ。
CNNはバラエティーの報道を引用して「映画およびテレビ制作、ブランドパートナーシップなどを含めて(メーガン妃の)ビジネス ベンチャーを構築することに集中する」というWME側の立場を伝えた。
一方、チャールズ3世の戴冠式は6日、英国ロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われ、フランスのマクロン大統領をはじめ、英連邦であるカナダ・オーストラリア・ニュージーランド・パキスタンの首相とポーランド・フィリピンの大統領などが出席する。
欧州連合(EU)のフォンデアライエン委員長をはじめ、ドイツとイタリアの大統領も出席し、韓国からは韓悳洙(ハン・ドクス)首相が政府代表として出席する。
バイデン大統領は不参加計画を明らかにし、代わりにジル夫人が出席するという。ロシア・ベラルーシ・イラン・ミャンマー・シリア・アフガニスタン・ベネズエラの首脳は戴冠式に招待しなかったとロイター通信が消息筋を引用して報じた。北朝鮮とニカラグアには首脳の代わりに高位外交官宛に招待状を送ったと伝えた。
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