ジル・バイデン夫人は自身のツイッターに金建希(キム・ゴンヒ)夫人と展示の観覧をしたと伝えながら「私の友人、金建希氏」と表現した。 [ジル・バイデン夫人 ツイッター キャプチャー]
この日、米ホワイトハウスで開かれた少人数首脳会談で、バイデン大統領も尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に向けて「私の友人の大統領」と表現した。両国首脳の親近感が表れた発言という解釈が出ている。
ジル氏は岸田文雄首相夫人が米国を訪問した当時にもツイッターに一緒に植樹したというコメントを載せたが、友人という表現は使わなかった。金氏とジル氏は国立美術館で抽象表現主義の巨匠、マーク・ロスコの展示を観覧した。金氏はかつて展示企画者だった当時、この国立美術館と縁を結んだ。
2015年に金氏がマーク・ロスコ展を企画した際、国立美術館が初めて韓国に多数の絵を貸し出した。「マーク・ロスコ展」は展示中の3カ月間に25万人の観覧客が訪れた。ジル氏も金氏と国立美術館の縁を考慮してこの日の日程を準備したという解釈が出ている。
これに先立ち金氏は昨年、バイデン大統領が韓国を訪問した当時、同伴できなかったジル氏のためにマーク・ロスコの作品が入った絵と鏡台を贈ったという。金氏とジル氏は50分間ほど国立美術館でフェルドマン国立美術館長、クーパー首席キュレーターから作品に関する説明を聞いたという。ジル氏は金氏が車に乗って去っていくまで手を振りながら見送った。
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