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「泥酔運転」のキム・セロン、罰金2000万ウォン確定…「犯罪歴なく初犯」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
泥酔状態で車を運転して事故を起こした容疑で裁判にかけられた俳優キム・セロン被告(23)に1審裁判所が宣告した2000万ウォン(約201万円)の罰金刑が確定した。

13日の法曹界によると、ソウル中央地裁は5日に道路交通法違反(飲酒運転)容疑でキム被告に罰金2000万ウォンを宣告した。

検察とキム被告は7日以内に控訴を提起せず、1審判決がこの日そのまま確定した。


キム被告は昨年5月18日午前8時ごろ、ソウル・鶴洞(ハクトン)交差点で飲酒運転をして街路樹と変圧器に何度もぶつかる事故を起こした容疑を持たれている。

この事故により当時新沙洞(シンサドン)など一帯が約4時間30分にわたり停電し、周辺商圏まで被害を受けた。キム被告は被害商店を訪れ謝罪とともに補償金を支払ったという。

事故直後にキム被告は警察の血中アルコール濃度測定を拒否し、警察は近隣の病院で採血を進めた。国立科学捜査研究院の採血分析結果、キム被告の血中アルコール濃度は免許取り消し水準の0.08%をはるかに上回る0.227%だったことがわかった。

裁判所は「当時被告人の血中アルコール濃度が高く、運転距離も短くなく厳罰に処す必要がある」としながらも、「誤りを認め、被害の大部分が回復しており、犯前歴がない初犯だ」と判示した。

一方、キム被告の車の後部座席に乗り飲酒運転をほう助した容疑で起訴された同乗者のA被告(21)も前日に検察の求刑通り罰金500万ウォンの宣告を受けた。

キム被告は事故後SBSテレビのドラマ『トロリー』など出演予定だった作品からすべて降板し活動を中断した。





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