米国第7空軍が公開したハイマース輸送作戦。[写真 米空軍烏山(オサン)キャンプ ホームページ キャプチャー]
米第7空軍はホームページを通じて、沖縄県の在日米軍基地にあったハイマースを米空軍特殊作戦機「MC-130JコマンドII」に載せて先月18日、全羅北道(チョルラブクド)群山(クンサン)空軍基地に輸送する作戦の写真を掲示した。米軍によると、沖縄に駐留している米軍第3海兵師団と嘉手納基地の第1特殊作戦飛行大隊が今回の作戦を実施した。
米軍が公開した写真を通じて米空軍特殊作戦機「MC-130JコマンドII」の威容とハイマースを輸送して設置運用する様子を確認することができる。
ハイマースはウクライナ戦争で戦況を一変させた「ゲームチェンジャー」としてその名声を轟かせた。米陸軍の新型中型戦術車両5トントラックに積載され、6発のミサイルを搭載することができる。場所を移動しながら発射することができ、40キロ先のサッカー場6個分の面積を焦土化することができる破壊力を備えた先端武器だ。米軍は「フルスペクトラム、実戦で証明済み、全天候型、24時間365日稼働可能、高い殺傷力と反応性を備える装輪型の精密攻撃システムで、多様な戦闘任務のニーズに応えることができる」と説明した。
2月22日、ポーランドなど東欧9カ国の首脳が「ロシアは北大西洋条約機構(NATO)の安全保障にとって最も重大で直接的な脅威」という糾弾声明を発表し、同席したバイデン米国大統領に「ミサイル・ヘリコプターなど攻撃用武器を支援してほしい」とし、ハイマース供与を要請した。
FSは先月13~23日に実施された。
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