女優キム・セロン [インスタグラム キャプチャー]
ソウル中央地裁刑事第4単独のイ・ファンギ判事は5日、道路交通法違反(飲酒運転)などの疑いで在宅起訴されたキム・セロンさんに罰金2000万ウォン(約200万円)を言い渡した。
キムさんはこの日、宣告公判に出席し「生活苦の訴えが偽りだという噂がある」という取材陣の質問に「私が生活苦を訴えたわけではない」とし「アルバイトをしていて、被害補償と違約金が多かったのは事実」と話した。
また「被害補償は全て終えた」として「二度とこのようなことが起きないようにする。申し訳ない」と付け加えた。
宣告公判以来、法廷を出てからは「飲酒運転をした事実自体は誤りだから、それに対しては言うことがない」として「その他の事実でないことも記事がたくさん出て、怖くて特に何とも釈明することができない」と話した。
「事実でないことは何か」と尋ねると「生活苦ではない」として「一つひとつ指摘するにはあまりにも多く、どのように申し上げれば良いのか分からない」と答えた。
検察は先月8日、結審公判で「キム被告に罰金2000万ウォンを言い渡してほしい」と裁判所に要請した。
検察は当時「被告人は非常に高い血中アルコール濃度数値で飲酒運転をしていたところ事故を起こしたが、特別な措置なしに逃走して罪質が良くない」と指摘した。
ただし「犯行を全て自白し、被害商人たちと合意して被害の回復に努力した」とした。
キム・セロンさんは昨年5月18日午前8時ごろ、ソウル江南区清潭洞(カンナムグ・チョンダムドン)で酒に酔って運転していたところ、ガードレールと街路樹に何度も衝突した。この過程で変圧器に衝突し、周辺商店57カ所に電気供給が3時間ほど途絶えた。
事故当時、キム・セロンさんの血中アルコール濃度は免許取り消し基準を大きく上回る0.2%以上と測定された。
この記事を読んで…