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金正恩の「核兵器生産加速」指示後…38ノース「寧辺核施設の活動増加」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長

北朝鮮の核心核施設がある寧辺(ヨンビョン)で活発な活動が捕捉されたと、米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」が1日(現地時間)報じた。38ノースは先月3日と17日に撮影した民間衛星写真を分析した結果、寧辺の実験用軽水炉(ELWR)がほぼ完成し、作動状態と推定されると明らかにした。

こうした動きは北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の核兵器生産拡大指示と関係があるというのが38ノースの分析だ。金委員長は先月27日、核兵器兵器化事業を指導した席で「武器級核物質生産を拡大し、引き続き威力ある核兵器の生産に拍車を加えていくべきだ」と注文した。

寧辺には核物質のプルトニウムを生産する原子炉3基がある。このうち1965年に運用を始めたIRT-2000は現在停止していると、韓米は判断している。別の5メガワットの原子炉は2021年7月から作動していると、38ノースは把握した。


38ノースが今回注目した軽水炉は実験用軽水炉だが、先月3日の衛星写真では軽水炉ポンプ室から75メートル離れたところから付近の九龍江(クリョンガン)に水を流す状況が観察された。冷却水の排出と疑われる。先月17日の衛星写真では、実験用軽水炉近くに横42メートル、縦15メートルほどの新しい建物を建設中であることが分かった。

これとは別に寧辺のウラン濃縮工場南側団地では1年前から、ウラン濃縮過程の二酸化ウラン(UO2)を四フッ化ウラン(UF4)に変換する建物を中心に建設作業が進行している。

梨花女子大の朴元坤(パク・ウォンゴン)教授は「韓米が注視している寧辺で核関連の活動を見せるのは、決して虚勢ではないという北のメッセージ」と述べた。



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