京畿道特司警が24日に動物の埋骨場を発見した京畿広州の育犬農場 写真=京畿道
◆育犬農場で8匹の死体、21匹の骨
現場で発見された動物の骨はほとんどが犬だが、ヤギとネコも一部含まれていると推定される。現場で発見された犬の死体は農林畜産検疫本部が引き取って正確な死因を調査中だ。
京畿道特司警の関係者は「犬の死体はほとんど柵の中で発見されたが、病気を治療せず放置して死んだようだ」とし「農場主は『なぜ罪になるのか』という態度で対応している」と伝えた。また特司警は現場で柵に入った犬51匹を追加で発見した。京畿道は広州市がこの犬を引き取って保護できるよう協議を終えた。育犬農場の農場主(62歳)からは所有者放棄覚書を受け、広州市が犬の健康状態を診断するする予定だ。
特司警は犬の死体が確認されただけに農場主の動物虐待など動物保護法違反容疑について捜査している。飲食物類廃棄物処理未申告、家畜糞尿処理施設未申告容疑についても調べている。現行動物保護法上、獣医学的な治療が必要であるにもかかわらず治療せずに死なせる場合、3年以下の懲役または3000万ウォン以下の罰金となる。
◆京畿道知事が道特司警に捜査指示 4日後に摘発
金東ヨン(キム・ドンヨン)京畿道知事はフェイスブックで「京畿道特司警が積極的に行動した結果、さらなる虐待を防ぐことができた」とし「情報提供をした道民に深く感謝する。今後も周辺で動物虐待があれば通報してほしい」とコメントした。
これに先立ち4日には楊平郡(ヤンピョングン)の古物商で約1200匹の犬の死体と骨が大量に発見された。家主の60代の男(拘束)は2020年6月から最近まで愛犬競売場などで商品価値が落ちた犬を1匹あたり1万ウォンほどで引き取ったが、餌を与えず餓死させたことが分かった。
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