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北朝鮮の核魚雷、ロシア「ポセイドン」と類似…専門家「過小評価すべきでない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮が24日に公開した「核無人水中攻撃艇」は軌跡や攻撃目標などをみると、ロシアが米国を狙って開発して2019年に実戦配備したと主張する原子力核魚雷「ポセイドン」と似た武器体系だ。ただ、原子力核魚雷のポセイドンと違い、北朝鮮の無人艇はまだバッテリーや燃料を使用すると把握されるというのが、専門家らの分析だ。

ポセイドンは時速100キロの速度で航行し、最大射程距離が1万キロに達する。大西洋と太平洋から米国に核攻撃を加えることができるということだ。北朝鮮がこれと似た類型の武器開発に成功したとすれば、少なくとも韓国と日本は「無人核魚雷」の打撃対象に含まれる可能性がある。

専門家らは大陸間弾道ミサイル(ICBM)と潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を活用した核攻撃の可能性、貯水池などを活用した変則挑発、核兵器の空中爆破など急激に拡大している北朝鮮の核力量に警戒心を高める時だと指摘している。


北朝鮮大学院大のキム・ドンヨプ教授は「無人水中武器体系は世界的にも多様な形態の開発競争が激しい分野であり、すでに相当部分が現実化しているだけに、北の主張を過小評価してはいけない」と述べた。

韓国海軍潜水艦「孫元一(ソン・ウォンイル)」初代艦長だったチェ・イル潜水艦研究所長も「今まで北が開発したSLBMなどは潜水艦の武器発射管に合うよう小型化する必要があったが、今回公開したものは発射管で撃つのではなくて核兵器搭載が相対的に容易であるはず」と警戒した。

こうした中、韓米両国はこの日、在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)体系が2017年の慶尚北道星州(ソンジュ)に配備されて以降、基地の外で初めて発射台展開訓練が実施されたと明らかにした。これは昨年10月に遠隔発射装備が搬入されたことで可能になり、多様なところから発射できることになったという点でTHAAD防御範囲がさらに拡張したと解釈される。



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