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露、原子力核魚雷「ポセイドン」試験準備…米「世界で唯一無二の兵器」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

米CNNはロシアのオスカー型原子力潜水艦「ベルゴロド」とこれに搭載される原子力核魚雷「ポセイドン」が海底で新冷戦を誘発する可能性があると報じた。写真はオスカー型原子力潜水艦「トムスク」。[写真 ウィキペディア]

ウクライナに侵攻中のロシアが、新たな原子力核魚雷の試験発射を準備しているという主張が提起された。

米CNN放送は10日(現地時間)、軍高官の話として、ロシアが受注内に新たな原子力核魚雷「ポセイドン」の試験に乗り出す可能性があると伝えた。

このため、世界最長の原子力潜水艦「ベルゴロド」を含む艦隊が待機しているという。


実際、先週実験のために艦船が北極海に出航したが、手ぶらで帰ってきたと関係者たちは伝えた。

当局はロシアが技術的問題にぶつかったものと推定しているとCNNは説明した。

CNNは「新しい魚雷試験でロシアの戦術核使用の可能性が一層高まる可能性がある」と指摘した。

ポセイドンは原子力推進無人魚雷で、通常弾頭および核弾頭の搭載が可能だ。

原子力を動力とするため、事実上射程は無限大だ。

ポセイドンが実戦に使われた場合、海底に沿って数百キロを移動し、海岸防御線を突破して都市を打撃できると専門家は分析する。

米潜水艦専門家のH・I・サットン氏は今年3月、自身が運営するウェブサイトに「この核『メガ魚雷』は世界史で唯一無二のもので、全く異なる兵器」とし「ロシアと西側の海軍計画を完全に変え、新しい対応兵器を作り出す」と主張した。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はこれに先立って2018年の演説でポセイドンのシステムを公開し「数百倍は小さくなったが、はるかに強力で速い」と強調したことがある。

2019年に進水し、7月に引き渡されたベルゴロドは長さが184メートルに達し、171メートルの米海軍のオハイオ級弾道・誘導ミサイル潜水艦よりも長い。

これに先立って4月、米議会調査局(CRS)報告書はポセイドン魚雷はロシアが核攻撃を受けた場合、報復攻撃用だと分析した。

報告書によると、ベルゴロドは原子力潜水艦でありながら核攻撃が可能なミサイルと「ポセイドン」と命名された100Mt(メガトン)級戦略原子力核魚雷最大6~8基を搭載できる。この核魚雷はレーダーに簡単に捉えられないステルス機能を備えている。



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