韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と岸田文雄首相の夕食会を控えて16日午後、銀座通りにバリケードが設置されている。イ・ヨンヒ特派員
特に尹大統領はこの日、岸田文雄首相と韓日首脳会談に臨む前、東京の首相官邸で自衛隊儀仗隊を査閲した。岸田首相の案内で太極旗と日章旗が掲揚された中央壇上にそろって上がった両首脳は軍楽隊が韓国の愛国歌と君が代を順に演奏する間、やや緊張した表情で正面を見つめていた。両国の国歌の演奏が終わると、岸田首脳は一歩後ろから尹大統領を案内して儀仗隊の前を歩いていった。儀仗隊の前を通過して一周して、中央壇上に戻る査閲行事は約7分間行われた。たとえ略式だとしても、韓国の大統領が日本現地で自衛隊儀仗隊を査閲したのは2003年盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の国賓訪問以来20年ぶりだ。このため、今回がたとえ「実務訪問(working visit)」であったとしても、日本が公式歓迎行事などで「国賓訪問(state visit)」に準ずる礼を以て尹大統領を迎えたという評価が出てきた。
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