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「行ってもいいですか」「行け、行け」…列車正面衝突で最小43人の犠牲者を生んだ駅長の誤判断

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

1日未明(現地時間)、ギリシャ中部テッサリア地方ラリサ県付近で車両の衝突事故が起きた。※写真は資料で本文と直接関係ありません。[写真 ピクサベイ]

ギリシャ北部で先月28日夜遅く(現地時間)に発生した列車正面衝突事故で最小43人(1日基準)が亡くなったと同国公営ERTやロイター通信などが報じた。

これに先立ち、日付が1日に変わろうとする直前、ギリシャ中部テンピ市で向かい合って走っていた旅客列車と貨物列車が正面衝突して火災や脱線、爆発などが起きた。事故当時、旅客列車には約350人の客が乗っていた。列車は首都アテネを出発してギリシャ第2の都市であるテッサロニキに向かって最大時速160キロで走っていた。列車は事故直前、ラリサ駅を出発してテンピ市のトンネルを通過してから正面から走ってきた貨物列車と衝突した。貨物列車はテッサロニキからラリサ駅に向かって南に移動中で、鉄板や建築資材などを載せていた。

今回の事故で旅客列車の機関部を含む1・2号車は形が分からないほど大破し、3号車は脱線した。ギリシャ政府は事故収拾のために消防・警察から500人やクレーンなど重装備を投じたが正確な犠牲者の身元把握に困難を強いられている。消防当局は「事故初期に発生した火災で1・2号車内部の温度が摂氏1200~1500度まで上昇した」と明らかにした。衝突当時の衝撃で列車前部が空中に浮き上がったため、列車の外に放り出された犠牲者もいるものとみられる。事故地点から30~40メートル離れた場所からも死亡者が見つかった。


現在まで60人近くが入院治療を受けていて6人は重態と伝えられている。軽傷を負った約200人は当局がバスを用意してテッサロニキの移動を支援した。「乗客50~60人は生死がまだ確認されていない」という報道が出てくる中で、死亡者数はさらに増える見通しだ。行方不明者の家族の1人はロイター通信とのインタビューで「遺体を収容できれば運がいい状況」としながら「どこかの馬鹿者のミスのせいで多くの子どもや人々が命を落とした」と怒った。

今回のような列車正面衝突事故は前例を見つけるのが難しい後進国型事故だという指摘が出ている。老朽設備を放置して駅員は列車運行をまともに確認しないなど「総体的人災」という評価だ。ミツォタキス首相は1日、公営テレビのインタビューで「今回の事故は悲劇的な人間の失敗によるもの」と述べた。

これに関連し、ギリシャ警察は間違った線路変更指示を出した容疑(過失致死・重傷害)でラリサ駅長A(59)を逮捕した。名前は公表されていないが、Aは事故当時、地域内の列車が遅延していたためこれを解消するために旅客列車に線路を変えるよう指示を出していたことが分かった。本来なら上り下りの複線ですれ違うべき2つの列車が同じ線路を使うことになり、旅客列車はトンネル通過直後に現れた貨物列車を避けることができなかったという。

◇「行っても大丈夫ですか」「行け、行け」手動操作に依存

ERTが入手した事故当時の駅事務所・機関室間の対話録音収録によると、旅客列車の機関士は「ラリサ駅、応答願います」と先に交信を試みた。これにラリサ駅長は「応答」と答えた後、「赤色出口の信号灯を通過してネイポリ(地域の名前)入口信号灯側に入れ」と指示する。機関士は再度「行っても大丈夫ですか」と確認し、駅長は「行け、行け」と答えた。

Aは警察の取り調べで「線路を変更するためのキーを回したが作動しなかった」と主張した。しかし制御システムの検討結果、変更操作は起きていないと当局は判断した。専門家は駅員の手動操作に依存する後れた老朽施設を指摘している。ギリシャの鉄道専門家は現地メディアのインタビューで「鉄道の信号灯役をする信号機がまともに作動しなかったために機関士は駅長の指示に従わなければならなかった」と話した。ギリシャ機関士協会長は「信号灯・電子交通制御装置など何一つまともに作動しているものがない」とし「アテネ~テッサロニキのネットワーク全体ですべての信号は手動でやり取りする」と批判した。ギリシャ鉄道労組は2日、一日ストライキを宣言した。

◇乗客の大多数が大学生…国家哀悼期間宣言

今回の事故の犠牲者は全国的なカーニバルに参加して帰宅した大学生が大部分だったことが分かっている。ロイター通信は目撃者の話を総合して「列車内の乗客の3分の2が若い学生たちだった」と伝えた。生存者のミネスさん(28)はロイター通信に「ドーンという轟音が聞こえた後、体がひっくり返り、揺れが止まる時にはすべて横倒しになった」とし「まもなく四方から火の手が上がり、体を起こそうとして火傷を負った」と話した。また別の乗客ラジョスさんも現地メディアに対して「10~15秒間に人々が倒れて、火事が起こって、窓が割れて、悲鳴が聞こえた」と話した。

ギリシャ運輸相は「我々の鉄道網は21世紀に適していなかった」とし「悔しい思いで亡くなった人々を尊重する意味で辞任する」と話した。モルドバを訪問中だったサケラロプル大統領は中途帰国して惨事現場を訪れた。ギリシャ政府は3日まで国家哀悼期間を宣言した。



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