13日、ソウル中区のHSBCビルで「コロナ政策の変化以降、中国はどこへ向かうのか」をテーマに韓中ビジョンフォーラムが開催された。ウ・サンジョ記者
チ・マンス韓国金融研究院金融地政学研究センター長=今年の中国経済は2021年の再現になるとみている。中国はコロナ直撃弾を受けた2020年に2.2%の成長にとどまり、2021年には状況が安定して8.1%の成長となった。昨年3%と振るわなかった成長が今年は防疫緩和を受けて反騰する兆しだ。谷が深かった旅行や外食などのサービス消費が回復を主導するだろう。2024年についても、先進国の利上げなどが終わり、世界経済の回復が期待され、中国のマクロ経済環境は悪くない。今年の中国経済政策の基調に「製造業、内需、漸進」という3つのキーワードを挙げたい。中国は製造業の高度化を通じて米国との対決に備えるという姿勢だ。また米国の圧力などに直面し、内需拡大を発展の動力にしようとしている。2021年に登場した「共同富裕」は政治的スローガンの性格が濃厚であり、漸進的に進められると考えられる。中国政府の最近の不動産浮揚策は全面的なものではない。建設中の住宅を完工し、消費者の被害を最小化するというレベルだ。近年は中国の成長が鈍り、中国は米国に追いつけないという声も出ている。しかしこれは中国の没落を意味するのではない。米国と対等な経済規模の国がもう一つ誕生するとみる必要がある。
【韓中ビジョンフォーラム】「封鎖解除で春を迎えた中国経済、W字型反騰も」(2)
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