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中国火鍋店で猛毒持つ「オオマルモンダコ」が食材として登場して問題に

ⓒ 中央日報日本語版

中国広東省のある火鍋店で猛毒を持つオオマルモンダコが食材として登場して問題になった。[写真 ウェイボー]

毒性の強い青酸カリよりも10倍以上の猛毒を持った「オオマルモンダコ」が最近中国のある火鍋店で食材として登場して問題になっている。



中国現地メディア「澎湃新聞」などの報道によると、16日広東省にある火鍋(中国式しゃぶしゃぶ)店に訪れたAさんは注文したイイダコのうち独特の青い輪紋を持つタコに目が止まった。


なにか変だと思ったAさんはSNSにタコの正体について尋ねた。数分後、自身を「科学ブロガー」と紹介する人が「オオマルモンダコ」なので絶対に食べてはいけないと警告した。オオマルモンダコは青酸カリの10倍以上の猛毒「テトロドトキシン」を多量に持っている。テトロドトキシンが人体の中に入った場合、麻痺(まひ)や呼吸困難の症状が現れて1ミリグラムだけでも死に至る場合がある。0.25~2ミリグラムが致死量だ。

中国海洋大学の鄭小東教授は北京新聞とのインタビューで「オオマルモンダコは漁師のミスでタコやイイダコなどの似た海産物の中に混入する場合あるが、独特の紋様があるため簡単に見分けることができる」として注意を喚起した。幸いAさんはオオマルモンダコを食べなかったという。



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