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【コラム】400年前に贈られた「鎧兜」の前で…「第2の蜜月」誇示する日英(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◆日本、インド太平洋戦略パートナーとして英国が重要

日本の立場でもインド太平洋戦略パートナーとして米国の第1同盟国であり国際外交の影響力が大きい英国との友好関係が重要だった。日本は中国の習近平国家主席が執権した2012年、英国と「戦略的パートナーシップ」を締結し、安保協力を本格化した。

こうした流れで円滑化協定まで締結し、防衛協力レベルを高めた中、国際社会の関心が集中している。日本は昨年末、2035年の配備を目標に英国・イタリアと次世代戦闘機共同開発に入った。


◆新冷戦の混沌の中で賢明な外交が切実

スナク首相は日本経済新聞への寄稿で「(戦闘機開発を通じて)世界をリードする産業と技術を今後何年にもわたって結びつけ、何千人もの雇用を創出することができる」と評価し、「さらに大きな潜在力を秘めている」と強調した。そして「日本と協力し環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟に向けて動いている」と伝えた。

冷湯と温湯を行き来した日英関係がまた同盟として結束したのは国際秩序の激変を象徴する。米中対立、ウクライナ戦争などで「新冷戦」の混沌が近づく中、時々刻々と進んでいる合従連衡の再編だ。冷厳な国際情勢の中に置かれた韓半島(朝鮮半島)外交の賢明な対処がいつよりも求められている。

◆日本、豪州に続いて英国との「円滑化協定」で中国牽制

日英首相が年初に署名した「円滑化協定」(RAA=Reciprocal Access Agreement)は軍部隊の相手国訪問時の協力事項を規定した「訪問部隊地位協定」の一つだ。両国の軍隊が共同訓練などのために相手国に滞留する時、入国審査の免除はもちろん武器・弾薬搬入手続きなどを簡素化する内容を盛り込んでいる。複雑な大規模共同軍事訓練を簡単な手続きで施行できるため「円滑化協定」と呼ばれる。

日本がRAAを締結したのはオーストラリアが初めてで、英国が2番目だ。オーストラリアとは昨年1月6日に、そして英国とは今月11日にそれぞれ公式署名した。RAAの目的は中国牽制とインド太平洋地域における影響力拡大に要約される。中国は「仮想の敵を作って集団対抗の古い考え方をアジア太平洋地域に持ち込むべきでない」(汪文斌外務省報道官)として反発している。

キム・ヒョング/国際部記者


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