女優ユン・ジョンヒさんが2018年1月12日、中央日報スタジオでインタビュー後、ポーズを取っている。クォン・ヒョクジェ写真専門記者
映画界によると、アルツハイマー病を患ってきた故人は同日午後、フランス・パリで亡くなった。
故人はアルツハイマー病闘病中だと知らせたことがある。故人の夫ペク・ゴヌさん(ピアニスト、77)はある放送を通じて「実はアルツハイマー病を患っているというのは、それほど良いニュースではない。ところが、今はこれ以上隠すことのできない段階まで来て、ジョンヒさんを愛する人たちが知るべきだと思った。実際、もう映画に出ることもできないし、知らせる時が来たと思った」と闘病事実を明らかにした。
1944年、釜山(プサン)で生まれた故人は、朝鮮(チョソン)大学英文学科在学中に新人女優オーディションで抜てきされ、1967年映画『青春劇場』でデビューした。
ユンさんは主に1960~80年代に多くの作品に出演し女優で、出演作品は計280編にのぼる。代表作には『神宮』(1979)、『危機の女』(1987)、『Manmubang』(1994)などがある。最後の作品は2010年イ・チャンドン監督の『ポエトリー アグネスの詩』で国内外の7つの映画祭で主演女優賞を受賞した。
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