韓米歴史学者が、旧日本軍慰安婦被害者を「自発的売春婦」と規定したハーバード大ロースクールのマーク・ラムザイヤー教授の主張に正面から反論する論文を国際学術誌に掲載し、集団反発に入った。
◆「ラムザイヤー教授の主張、日本右翼の『歴史戦争』の一環」
17日の聯合ニュースによると、ミン・ビョンガプ・ニューヨーク市立大クイーンズカレッジ教授など韓米の学者は最近、国際女性学ジャーナル(JIWS)に「慰安婦女性が自発的売春婦というマーク・ラムザイヤーの主張に対する批判的評価」と題した特別版を発行した。
今回の特別版はオンラインで発行され、ミン教授とカン・ソンヒョン聖公会大教授、山口智美米モンタナ州立大教授、ジュディス・マーキンソン慰安婦正義連帯(CWJC)代表の4件の批判論文が掲載された。
教授らはラムザイヤー教授の根拠のない主張を日本の右翼と政府が米国でしている「歴史戦争」の脈絡から解釈しながら、ラムザイヤー教授と右翼の主張に一つずつ反論した。
2021年に慰安婦被害者103人の証言に基づいて残酷な強制動員被害事実を告発した英文書籍を出したミン教授は、今回の特別版に掲載された論文で「慰安婦が性的奴隷システムだったという点を否定するのは、ドナルド・トランプ前米国大統領がジョー・バイデン大統領の大統領選挙勝利を否定したのと同じ」と批判した。
山口教授も「ラムザイヤー教授の主張は、1990年代以降の韓国と日本の歴史否定論者の主張をそのまま繰り返している」とし、日本の歴史戦争は「学術的自由」で包装した右翼だけでなく政府レベルの努力という点を強調した。
◆「ハーバード法大の力を借りて根拠ない主張」と批判
問題のラムザイヤー教授の論文は2021年2月に初めて公開されたが、2年ほど経過したこの時期に韓米学者がこのような批判論文を出したのは、ラムザイヤー教授を前に出して慰安婦強制動員を否定しようという日本右翼の試みが続いているからだ。
ラムザイヤー教授は「ハーバード・ロースクール教授」という地位を利用し、昨年1月と8月にロースクールのホームページとセミナー誌に「慰安婦強制動員を立証する文書はない」「韓国の親北朝鮮性向の慰安婦団体が韓日の連携を防ごうと慰安婦問題を利用した」という主張をした。
ミン・ビョンガプ教授は聯合ニュースのインタビューで「ほぼ1年間、今回の特別版の発行を準備してきた」とし「ラムザイヤー教授が日本右翼団体の行事とカンファレンスに出席し、『私がやった』という形で自慢しながら英雄扱いを受けている。日本も彼を救援者と考えている」と指摘した。
続いて「慰安婦を性的奴隷でなく自発的売春婦だと主張するのは、もともと日本国内で可能な話であり、国際学術誌に掲載するのは不可能だが、ハーバード法大の力を借りてそのようにした」とし「それで国際女性学術誌に特別版を作って組織的に批判するのがよいという結論を出した」と説明した。
問題の慰安婦論文を撤回すべきという学界の相次ぐ要求にもかかわらず3年間決定を下さなかった学術誌の法経済学国際レビュー(IRLE)とラムザイヤー教授を傍観するハーバード大に対しても、ミン教授は「他の大学ならそのような主張をして大学に残ることはできない。特に社会の正義を強調する法大ではあってはならないことだ」と批判した。
ミン教授はオンラインで発行された今回の特別版を他の学者の論文と合わせてオフラインでも出す方針だ。
◆「ラムザイヤー教授の主張、日本右翼の『歴史戦争』の一環」
17日の聯合ニュースによると、ミン・ビョンガプ・ニューヨーク市立大クイーンズカレッジ教授など韓米の学者は最近、国際女性学ジャーナル(JIWS)に「慰安婦女性が自発的売春婦というマーク・ラムザイヤーの主張に対する批判的評価」と題した特別版を発行した。
今回の特別版はオンラインで発行され、ミン教授とカン・ソンヒョン聖公会大教授、山口智美米モンタナ州立大教授、ジュディス・マーキンソン慰安婦正義連帯(CWJC)代表の4件の批判論文が掲載された。
教授らはラムザイヤー教授の根拠のない主張を日本の右翼と政府が米国でしている「歴史戦争」の脈絡から解釈しながら、ラムザイヤー教授と右翼の主張に一つずつ反論した。
2021年に慰安婦被害者103人の証言に基づいて残酷な強制動員被害事実を告発した英文書籍を出したミン教授は、今回の特別版に掲載された論文で「慰安婦が性的奴隷システムだったという点を否定するのは、ドナルド・トランプ前米国大統領がジョー・バイデン大統領の大統領選挙勝利を否定したのと同じ」と批判した。
山口教授も「ラムザイヤー教授の主張は、1990年代以降の韓国と日本の歴史否定論者の主張をそのまま繰り返している」とし、日本の歴史戦争は「学術的自由」で包装した右翼だけでなく政府レベルの努力という点を強調した。
◆「ハーバード法大の力を借りて根拠ない主張」と批判
問題のラムザイヤー教授の論文は2021年2月に初めて公開されたが、2年ほど経過したこの時期に韓米学者がこのような批判論文を出したのは、ラムザイヤー教授を前に出して慰安婦強制動員を否定しようという日本右翼の試みが続いているからだ。
ラムザイヤー教授は「ハーバード・ロースクール教授」という地位を利用し、昨年1月と8月にロースクールのホームページとセミナー誌に「慰安婦強制動員を立証する文書はない」「韓国の親北朝鮮性向の慰安婦団体が韓日の連携を防ごうと慰安婦問題を利用した」という主張をした。
ミン・ビョンガプ教授は聯合ニュースのインタビューで「ほぼ1年間、今回の特別版の発行を準備してきた」とし「ラムザイヤー教授が日本右翼団体の行事とカンファレンスに出席し、『私がやった』という形で自慢しながら英雄扱いを受けている。日本も彼を救援者と考えている」と指摘した。
続いて「慰安婦を性的奴隷でなく自発的売春婦だと主張するのは、もともと日本国内で可能な話であり、国際学術誌に掲載するのは不可能だが、ハーバード法大の力を借りてそのようにした」とし「それで国際女性学術誌に特別版を作って組織的に批判するのがよいという結論を出した」と説明した。
問題の慰安婦論文を撤回すべきという学界の相次ぐ要求にもかかわらず3年間決定を下さなかった学術誌の法経済学国際レビュー(IRLE)とラムザイヤー教授を傍観するハーバード大に対しても、ミン教授は「他の大学ならそのような主張をして大学に残ることはできない。特に社会の正義を強調する法大ではあってはならないことだ」と批判した。
ミン教授はオンラインで発行された今回の特別版を他の学者の論文と合わせてオフラインでも出す方針だ。
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