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ウクライナ戦争を批判したロシアの富豪地方議員、インドで転落死

ⓒ 中央日報日本語版
ウクライナ戦争を批判する内容をSNSに載せて削除したロシアの富豪がインドのホテルで転落死したと、英国BBC放送などが報じた。

ロシア現地メディアによると、モスクワ東部ウラジーミル地方の議会議員パーベル・アントフ氏(65)は24日、インド東部オディシャ州ラヤガダのホテル3階の窓から転落して死亡しているのが見つかった。

ウラジーミル議会農業委員会議長のアントフ氏はソーセージなど肉加工会社ウラジーミルスタンダードを設立した人物で、2019年基準フォーブス推定額1億4000万ドルの資産家。


アントフ氏は6月、メッセージアプリのワッツアップ(WhatsApp)に、ウクライナに対するロシアのミサイル攻撃について「テロと言わざるをえない」とコメントした。しかしこのコメントは削除された。アントフ氏は誰かがそのようなコメントを載せたとし「厄介な誤解だ」と釈明した。また、自身はプーチン大統領の支援者、愛国者であり、戦争を支持するとも主張した。

アントフ氏の疑問死は今回のインド旅行に同行していたビデノフ氏が22日に同じホテルで死亡してから2日後に発生した。2人はアントフ氏の誕生日を記念して今回の旅行を計画したという。

インドNDTVは匿名の警察関係者の話を引用し、アントフ氏が友人ビデノフ氏の死に心を痛めて極端な選択をしたようだと推定した。



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