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「プーチンエクソダス」による珍現象…むしろロシア周辺国の経済が好況

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

今年10月13日(現地時間)、カザフスタンのカスピ銀行でロシア人に別途のサービスを提供するために作られた首都アスタナ臨時支店でロシア人がカードの発給を受けるために待機している。キム・ホンボム記者

ロシアのウクライナ侵攻以降、世界各国の経済が不安定になっているが、旧ソ連所属の一部国家はむしろ急な経済成長を享受していると21日(現地時間)、ブルームバーグ通信が伝えた。

メディアによると、最近アルメニアやジョージア(ロシア名グルジア)など、ロシア近隣諸国は通貨価値が急騰し、経済成長率見通しが2桁に跳ね上がるなど経済好況を迎えている。


トルコ(テュルキエ)と国境を接した南コーカソイド国家であるアルメニアの場合、通貨「ドラム」の対ドル価値が今年だけで20%以上上昇した。政府当局によると、今年の国内総生産(GDP)成長率見通しも最近13.2%と上方修正された。当初アルメニア中央銀行が出した見通しは4.9%だった。


アルメニアと南で国境を接しているジョージア、中央アジアのタジキスタンも状況はほぼ同じだ。両国の対ドル通貨価値は今年それぞれ16%、10%上昇し、ジョージアの経済は今年9月までの3カ月間だけで約10%が成長したとブルームバーグは伝えた。

突然の経済好況の原因にはロシアのウクライナ侵攻で始まったロシア人のエクソダス(大脱出)が挙げられる。ロシアの若年層などが戦争を避けてビザなしで滞在できるロシア言語圏国家に向かい、予想とは逆に経済好況を迎えているということだ。ジョージア国立銀行によると、今年2~10月にロシア人がジョージアの銀行口座に送金した金額は14億1200万ドル(約1868億円)で、前年同期比4倍を越える。

ロシアでは2月の開戦以降、人口流出が断続的に続き、プーチン大統領が部分動員令を発表した9月からはその数が急増して数十万人の人口が脱出したと推定される。

特に経済規模の小さな国でその影響が顕著に現れた。アルメニア(約278万人)やジョージア(約374万人)の人口は400万人未満で、人口が比較的多いタジキスタンの場合でも約1000万人水準だ。

ただし、一時的外部人口流入による経済成長に懸念を示す見解もある。概して裕福で、高い教育を受けた若いロシア人が急激に流入して雇用が減り、住宅価格が上がるなど問題も生じているためだ。国際通貨基金(IMF)は先月30日、「ロシア人の移住で発生した物価上昇などが、かえってコーカソイドと中央アジア地域の貧困を深刻化させるかもしれない」と指摘した。



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