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米国「ロシアが戦車工場の稼働中断」…経済制裁による軍事力低下を主張

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
イエレン米財務長官はウクライナを侵攻したロシアに対する経済制裁と関連し、「ロシアの軍事装備供給力が制裁と輸出規制により大きく低下した」と明らかにした。

イエレン長官は11日に公開されたCNBCとのインタビューで、ロシアのミサイル生産能力と関連した質問に「ミサイルと関連した細部的な内容はわからない」と前置きした上でこのように話した。

これに対しアデエモ財務副長官は「ロシアの戦車メーカーは必要な装備を調達できず稼動を中断せざるを得なくなり、これを公式化した」と付け加えた。マイクロチップ、ボールベアリングなど兵器生産に必要な部品のロシア向け輸出を禁止する米国の制裁が効果を上げていると説明した。


イエレン長官は、欧州連合と米国など主要7カ国(G7)が参加するロシア産原油価格上限制施行にともなう効果にも期待を見せた。

価格上限制に対しイエレン長官は「最初の目標はロシアが得る収益を制限しようということ。ロシアが(最近の原油価格上昇に乗じて)荒稼ぎしてはならないという点を確実にしようとするもの」と話した。

続けて「2番目の目標は米国と他の各国もすべて影響を受ける地点。石油市場の重要な供給者であるロシアが原油供給の流れをうまく維持できるようにしなければならないということ」とした。

合わせて「ロシアの収益を抑制し彼らの戦争遂行を厳しくさせ、世界の石油価格が急上昇することなく安定した範囲内で維持するということ」と話した。

「終戦が見通せる圏内に入ってきたか」という質問にイエレン長官は「われわれはこの戦争を終わらせるためにできるすべてのことをしている」と答えた。その上で「われわれは軍事的に、また経済的にウクライナに相当な支援を提供している」と強調した。

一方、イエレン長官は最近1ドル札と5ドル札に米国史上初めて女性財務長官である自身の署名が入れられることになったことに対し「両親が生きていてこれを見たなら喜んだだろう」と所感を明らかにした。



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