尹錫悦大統領とオランダのマルク・ルッテ首相が17日、龍山大統領室庁舎で韓・オランダ首脳会談前に握手をしている。[写真 大統領室]
尹大統領は同日午後、自身のツイッターに「マルク・ルッテ首相にソウルで会えてとても嬉しい。まもなくオランダを訪問して再びお会いできることを楽しみにしている」と書いた。
尹大統領のこのようなメッセージは、ルッテ首相のメッセージに対する回答とみられる。同日、ルッテ首相は首脳会談後、自身のツイッターに「韓国を再び訪問することができて光栄であり、尹錫悦大統領の温かい歓迎に感謝する」と長文のコメントを書き込んだ。
ルッテ首相は「オランダと韓国は意をともにする民主主義国家であり、インド・太平洋地域の重要なパートナー」とし「それが今日われわれが戦略的パートナーシップを締結することで、両国の関係を次の段階に発展させることを決めた理由」と明らかにした。また「これはわれわれの経済関係を一層発展させるための立派な基盤を提供する」と評価した。
そして「オランダと韓国は60年以上立派な関係を維持し、革新、安全保障、エネルギー、気候とともに多くの分野で協力してきた」とし「オランダは韓国がウクライナ戦争に断固として対抗していることに感謝し、韓国もまた北朝鮮の挑発に直面した韓国と堅固な関係を続けるだろう」とも述べた。
これに先立って、この日、龍山(ヨンサン)大統領室で首脳会談を行った両首脳は2016年に設定された従来の「包括的・未来志向的パートナー関係」を「戦略的パートナー関係」に格上げさせる共同声明を発表した。共同声明を通じて北朝鮮の挑発行為を糾弾した両首脳は、北朝鮮の完全な非核化という共通の目標の重要性を再確認し、ルッテ首相は尹大統領の「大胆な構想」に対する持続的な支持を表明した。両首脳は特に両国の半導体産業をめぐる両国の協力をさらに強化することが重要だとし、半導体部門のサプライチェーンを維持するために民間部門を支援する意志を明らかにしたという内容を声明に盛り込んだ。
この記事を読んで…