１５日（現地時間）にポーランドに着弾して２人を死亡させたミサイルがウクライナ防空網の迎撃ミサイルである可能性が提起されると、ウクライナ側は直ちに反論した。

ＡＦＰ通信によると、ウクライナのクレバ外相はツイッターで「ロシアはポーランドの領土に落ちたミサイルがウクライナ防空ミサイルと主張する陰謀説を助長している」と主張した。続いて「これは事実でない」とし「誰もロシアの宣伝を受け入れたりメッセージを増幅したりしてはいけない」と強調した。

これに先立ちウクライナ東部のドンバス・ドネツクにロシアが設置した行政当局のデニス・プシーリン代表はソーシャルメディアを通じて「ロシアのミサイルがポーランドに落ちたという報道はウクライナが主導した挑発」と主張した。また「ポーランドの状況はウクライナ政権が戦争に追加勢力を引き込もうという挑発にすぎない」と付け加えた。


ポーランドのラジオＺＥＴはこの日、情報筋を引用し、ミサイル２発が東部ウクライナ国境付近の村の穀物乾燥機に落ち、２人が死亡したと報じた。